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2006年 09月 28日
地球温暖化対策といえば、CO2排出量ということになりますが、自動車やバスのCO2排出量を直接求めるのは難しいので、ここでは人が1000km移動する際の燃料の消費量で考えてみたいと思います。
バスの燃費は1リットルあたり2~6kmと言われています。燃費に3倍も幅があるのは、バスといっても大きさに差があることと、停車頻度など走行条件によって燃費が変化するためです。これらによって幅があるのは一般の自動車と同様です。ここでは、平均1リットルあたり4kmと考えます。 一般の自動車はというと、車種によってずいぶん幅がありますが、1リットルあたり10kmと考えたいと思います。 次に、乗車人数について考えます。バスは大きさにもよりますが数十人の単位で乗ることができます。ここではちょっと理想を考えた値ですが、平均20人乗車しているものと考えます。 一般の自動車はというと、多くの場合が1人ないし2人の乗車です。ここでは2人乗車しているものと考えます。 では計算してみます。 バスが1000km走るために必要な燃料は 1000 / 4 = 250リットル 一般の自動車が1000km走るために必要な燃料は 1000 / 10 = 100リットル となります。 ここで、バスは20人乗車していますので、 乗客1人あたりの燃料の消費量は 250 / 20 = 12.5リットル 一般の自動車は2人乗車していますので 100 / 2 = 50リットル となります。 この計算結果から考えると、バスと一般の自動車における燃料の消費量は、4倍も違う計算になります。 しかし、バスも乗車人数が少なければ効率が悪化してしまいます。 乗客が5人しかいなければ 250 / 5 = 50リットル となり、一般の自動車と変わらなくなってしまいます。 でも逆にもっと利用すれば、効率は向上します。 今回は走行時の燃料の消費量についてのみ取り上げて考えましたが、環境エネルギー庁の調査では、2004年の旅客輸送におけるエネルギー消費の実に8割以上が乗用車によるものになっていますので、これを少しでもバスにシフトすることで、相当な地球温暖化対策になることがわかると思います。 バスや、もっと効率の良い鉄道など、公共交通機関を活用して、地球温暖化対策、環境対策に取り組んでみましょう。
by bybus
| 2006-09-28 21:07
| 環境問題・環境対策
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